先の見えてる真っ直ぐな道と 曲がりくねってアップダウンのある道があるとしたらどっちを選ぶ? 私は真っ直ぐな道。遠回りは疲れるし。 でね。インドって言ったらアーユルヴェーダ。 インドの高級スパと その日知り合ったインド人が「気持ちイイヨー」って言う郊外のスパ どっちを選ぶ? 私はなんと郊外を選んじゃったのよねぇ~ なんかおもしろそうかなって。 宿泊したホテルには、いかにも高級で清潔そうなスパがあったんだけどね。 日本とあんまり変わらないんじゃないかなーって。 日本よりも質の高いエステを期待して、こんなもんかとガッカリするよりも その土地でしか受けられないようなマッサージを体験したいって思ったの。 で、土埃が舞うボコボコの道を車で行くこと40分。 着いたところは、田舎の海の家みたいなベニヤ貼りの建物。 中に入ると粗末な板の戸がついたエステルーム。 いやいや。 エステルームなんてカタカナは似合わない。 「手もみ部屋」ってな雰囲気。 小柄なインドの若い女の子に、暗い部屋に連れて行かれて 服を脱ぐように言われた。 全部。 パンツも。 しかも、脱ぐのをお手伝いしてくれちゃったりするのだ。 世の男性が風俗で股間をあらわにする時も、こんな心境なのだろうか。 ムラムラというよりも(←当たり前) 「あ、すいませんすいません。みっともないもの出してすいません~」 みたいな申し訳ない気持ちだった。 で、恥ずかしくて笑い顔がひきつる私を 私より20歳は若いだろう女の子が、ゆっくり笑って余裕で受けて止めてくれるのだ。 暗い蒸し蒸しした密室で私は全裸になり、高床式のベッドに促されるまま横たわった。 「額にオイルを垂らすトリートメントでは、気持ち良過ぎてトリップしちゃう。」 なんて口コミもあってかなり期待していたんだけど 雑念ありすぎで全く無理だった。 このベッドに敷いてある布は、1人ずつ交換しているんだろうか。 オイルを温めているそのボンベ、いきなり爆発したりして。 温度調節のために火を消す、冷めるとマッチを擦って火をつける。 間違って私の頭のオイルに引火したら? このオイルは使い捨て?今私の頭にジャージャー垂らされているオイルは 前の人の股間を伝ったオイルってことないよねぇ? いやむしろこの粗末な小屋見りゃ、使い捨てなワケないじゃん・・・。 全て終了して、女の子がオイルでベトベトになった全身をボロ布で拭いてくれた。 そして服を着るのを手伝ってくれた。 後ろに回ってブラのホックをつけてくれた。 正面かなり近接してジーンズのボタンをかけてくれた。 ベルトもカチャカチャしてくれた。 気持ちよすぎて昇天。 ・・・することは全くできず。 むしろかなり疲れた。 初体験ってそんなもんよね(笑) Top▲ |
by fufufun
| 2009-10-12 21:36
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